2010年12月22日水曜日

金時山(1213m)

2010年11月27日(土曜日)
金時山ハイキングしてから箱根仙石原の同窓会に参加しました。
金時山からの富士山 午後1時54分撮影
金時山から見た富士山は雲の上に浮かんでいた。
41年卒業の同期の2人と午前10時半にJR小田原駅で待ち合わせしたが、
1時間以上早く小田原に着いたため近くの二宮尊徳記念館を訪ねてみた。

二宮金次郎生家

二宮金次郎は小田原栢山(かやま)村に生まれ、骨身を惜しまず働き、寸暇や夜を利用しての勉学のかいあり、藩主に認められて小田原藩や各地の村づくりを行い、その業績によって

二宮尊徳になったのは55歳の時であった。

二宮尊徳像

二宮金次郎銅像

この「負薪(ふしん)読書像」は幸田露伴の「二宮尊徳翁」の口絵から作られ、

昭和3年から15年にかけて小学校に銅像を設置していったのだが、

途中太平洋戦争で物資不足が深刻になり金次郎銅像が供出されて、

その台座に石やコンクリートの金次郎像が再建されていった。

最近の小学校に金次郎像を見かけないのは学校の考え方が変わって姿を消している。

唯一残った二宮金次郎銅像が二宮尊徳記念館に展示されている。


金時山ハイキング 

(公時神社12:00ー金時山13:50ー乙女峠15:15ー仙石原16:00)

公時神社(坂田金時を祭っている)  12:00出発

金時宿り石  12:25
伝説では、この洞窟で金太郎が母親の山姥と一緒に暮らしていたといわれている。

「金時娘の茶屋」金時娘の小見山妙子さん78歳と記念撮影

新田次郎著「強力伝」のモデル小宮山正(本名:小見山正作)の娘さんです。
独身78歳でも小見山さんの娘さんには間違いありません。
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強力伝モデルの小見山正作さん

乙女峠から見た富士山  15:15

乙女峠案内板
乙女峠から仙石原の下山道  約45分

同窓会 箱根仙石原保養所 16:20着
参加者:18名


2010年11月28日(日曜日)


大涌谷から見た富士山  9:40

朝早くに大涌谷の「黒たまご」を買いに行った
大涌谷源泉

観光客の多くが中国人、韓国人であった。
「黒たまご」販売店 奥箱根観光株式会社
黒たまごを1個食べると7年長生きするという。
たまごが黒くなるのは、たまごの鉄分が硫化水素を反応して硫化鉄が出来るからで、
時間とともに退色して行く。
「箱根美術館」  10:45
特別招待券を先輩から譲って頂いたので行ってみた。
紅葉時期は少し過ぎていたが紅葉が部分的に残っていて
カエデと竹のコントラストが素晴らしかった。
青空と紅葉

池の紅葉

とても珍しい2011年の干支でもある「縄文うさぎ」
縄文土器や古い信楽焼の壺や備前焼など貴重なものが展示されていた。
また苔庭や石庭と紅葉がとてもきれいだった。

「箱根ガラスの森」  11:45
友人がカンツォーネを習い歌っているので
Caffe Terrazzaイタリア人カンツォーネの生演奏を聴きながら昼食をした。

演奏しているピアニスト「エンリさん」と友人は知り合いで
2011年5月に彼らとナポリに歌いに行くと言っていた。
2011年9月に友人のリサイタルがあるので是非聴きに行こうと思っている。

箱根は紅葉の時期を少し過ぎていたが日曜日のせいか強羅・湯本の国道は大渋滞で、
往路(土曜日)1時間が復路2時間以上かかった。
やはり、定年退職者は平日行動する方が良い。