三ツ峠山は、開運山(1785m)、御巣鷹山(1775m)、木無山(1732m)の
御巣鷹山は、日航123便墜落した山とは違う同名の山です。
「峠」となっているのは、
ちょっと霞んでいましたがきれいで三ツ峠山からの展望が期待できました。
河口湖ICから国道137号(旧鎌倉往還)を経て新御坂トンネル入り口手前を右折して
御坂道(県道708号)にて御坂トンネル(天下茶屋)のちょっと手前の
西川新倉線林道
登山道は雪が溶けて凍り、アイスバーンになっていてアイゼンを
持ってこなかったため歩き難く、
登山道脇の雪の残るところを樹木を避けながら慎重に登って行きました。
そして三ツ峠山はアツモリソウ類などの高山植物の宝庫ですが、
盗掘が多く絶滅しそうになったので 保護条例を作ったり
人手で植栽したりして 高山植物を保護し再生する運動をしている
自然保護最前線の山でもあります。
三ツ峠山には多くのアンテナが建っています。
御巣鷹山のアンテナ群 NHKのアンテナ 三ツ峠山(開運山)のアンテナ山頂近くの富士山展望地からの眺め
1時間半で登れるコースを約2時間かけて
三ツ峠山頂に午前11時半に着きました。 三ツ峠山山頂(1785m)
山頂からは、少し靄がかかっていましたが富士山はもちろん、
山中湖、精進湖、西湖、御坂山地、箱根山系、秩父山系、甲府盆地、
南アルプス、北アルプス、八ヶ岳など雄大な展望が得られました。
逆光の富士山 12:00
南アルプス、北アルプス方面 黒岳(1793m) 釈迦ヶ岳(1611m)御坂山(1596m)後方南アルプス 方面 屏風岩
開運山直下の屏風岩はロッククライマーの練習地で
有名な登山家(一人に長谷川恒夫がいます)が育ったそうです。
難易度に応じて初心者から熟達者まで多くのルートがあり、
現在もここで練習している無名の登山家が多くいます。
山頂でコンビニ弁当を食べ同じ道を下り、
帰路は新御坂トンネルを抜けて「みさかの湯」でひと風呂浴びて
一宮御坂ICから中央自動車道で八王子ICに戻り、
八王子鑓水交差点近くの回転寿司の「独楽寿司八王子店」で
苦しくなるほど鱈腹の夕食をして、
友人を首都大学東京と青梅まで送り帰宅ました。