2025年12月13日(土)
実弟の納骨法要に沼津の霊山寺に行ったあと、かんなみ仏の里美術館を訪ねた。
追善供養もあり薬師如来のまえに座り黙とうした。
静岡県指定有形文化財 平安時代中期制作
行程
自宅9:00・・あきる野IC9:10・・(圏央道、中央道、9:54河口湖本線、10:08須走、国道138号線、新御殿場10:14)・・10:28沼津岡宮IC・・10:52(122.1km)曹洞宗霊山寺13:18・・13:54かんなみ仏の里美術館15:00・・(三ツ谷谷田線、国道1号線、箱根)・・小田原西IC15:52・・(小田原厚木道路)・・厚木IC16:20・・(圏央道)・・16:54あきる野IC・・17:00自宅(242.2km)有料道路料金4,780円
霊山寺駐車場 11:26
納骨 13:00
卒塔婆・覚安浄康信士大慈悲供養塔を説明 13:09
卒塔婆は亡くなった故人の追善供養(納骨や年忌法要、お盆やお彼岸の墓参りなどで故人に対して行う供養)のために立てられる。卒塔婆には、戒名、没年月日、回忌、経文・題目・聖句・梵字、願主名、願主、供養年月日などが書かれる。
卒塔婆は、もともと仏塔を象徴する。
そこに「大慈悲供養塔」と記すことで「この板はただの木ではなく仏の慈悲を宿した供養の塔である」という意味を明確にしている。
そして「大慈悲」は、仏や菩薩が持つ無限の慈しみの心、つまり戒名の下にこの言葉を添えることで、「この供養は、仏の大いなる慈悲のもとに行われている」という祈りと敬意を表している。
戒名は個人を示すが、「大慈悲供養塔」と添えることで、その供養が個人だけでなく、すべての命への祈りにもつながっているという広がりを持たせているとも解釈できる。
特に曹洞宗などでは供養の功徳を広く回向するという考え方がある。
「戒名+大慈悲供養塔」という組み合わせは、 「この方の霊を仏の大慈悲のもとで丁重に供養し、功徳を広く回向します」 という深い信仰と祈りの表現である。
大慈悲供養塔とは、主に承継者不要で永代にわたり故人を供養する目的で寺院や霊園に設置される共同墓(永代供養塔)の一種で、「大慈大悲」という言葉が示すように、深い慈しみをもって供養を行うことを意味する。
墓石に「南無釈迦牟尼仏」(釈迦に帰依する)と記すことで、家名ではなく信仰を中心に据えた墓として、
誰でも受け入れられる形にしている。
これは、血縁や家制度よりも仏縁を重んじる曹洞宗らしい考え方とも言える。
静岡県指定有形文化財 薬師如来坐像 平安時代中期制作
静岡県指定有形文化財 十二神将立像 鎌倉時代初期制作
国指定重要文化財 阿弥陀如来及び両脇侍像 鎌倉時代初期 慶派仏師・実慶作 14:16
函南町桑原地区では平安時代の「薬師如来像」や鎌倉時代の「阿弥陀三尊像」など二十四体の仏像群が、里人の厚い信仰心によって守られてきた。これらの仏像群の散逸を防ぎ、後世に保存管理していくための施設として明治30年代後半に桑原の有志により長源寺の裏山中腹に「桑原薬師堂」を建てた。平成20年3月に二十四体の仏像群が函南町に寄付された。そして貴重な文化財を後世に保存継承するとともに、多くの方々が鑑賞できる施設として「かんなみ仏の里美術館」を設置した。2012年(平成24年)4月14日開館