2019年12月16日月曜日

インレー湖・カックー遺跡

第5日目 2019年11月17日(日)

 インレー湖・伏せ網漁  10:50
カックー遺跡 16:10

5:00起床、6:00朝食、7:00集合
マンダレーホテル朝食 6:05 
マンダレーホテル 122号室宿泊  7:00
マンダレー国際空港へ行く途中の風景  7:31
マンダレー国際空港へ行く途中の風景  7:42
マンダレー国際空港  7:55
出発案内 8:24
8:55  Yadanarpon  Airlines  7Y131  HEH-Heho  Gate12
Yadanarpon Airlines 7Y131便  8:33
 Yadanarpon Airline 7Y131
マンダレー国際空港8:55ー(7Y131便)-9:20ヘイホー空港
 マンダレー国際空港上空 8:45
マンダレーの中央高原地帯  8:59
 雲が中央高原地帯から発生し平地に流れて行く 9:12
 ヘイホー空港上空 9:16
ヘイホー空港  9:21
インレー地域観光に便利なローカル空港
Yadanarpon Airlines 7Y131便( 機体ATR72-600) 9:22
フランスイタリア航空機メーカーが合弁したATR社製のターボプロップ双発旅客機
ヘイホー空港 9:41
空港名が見当たらない超ローカルな空港
インレー地区入域ゲート・料金所 10:18
インレー地区(インレー湖・カックー遺跡等)に入るのに
外国人一人当たり15000チャット(約1150円)を支払う。
 インレー湖の北側の港(Nyaung Ahwe) 10:23
インレー湖周辺概略地図 10:26

インレー湖

シャン州タウンジー県ニャウンシェ郡区
ミャンマーの古代湖、シャン丘陵に位置する淡水湖
かつて、インレー湖は4つの小さな湖だった。
イン:「湖」、レー:「4」を意味する。
標高:約884m、南北約18㎞・東西約5㎞、平均水深約2m
Yadanapon Airlinws Magazine  8 July 2019発行
足で櫓を操りながら独特な漁をする村民たち

インレー湖遊覧 10:35
北端の船着場からボートに乗って出発
 川幅が広くなってきた 10:41
ボートで南下  10:44
現地の人達は1艘に10人位乗るが、外国人は4~5名だけ乗せる。
外国人用ボート 10:45

伏せ網漁法
網を仕掛けた釣鐘状の枠を湖に沈め、
湖底をかき回した時に浮かぶ魚を刺し網で捕獲する。
伏せ網
伏せ網を使うインダー族の漁師・立ち漕ぎ
片足で船尾に立ち、もう片方の足を櫂を操る独特のボートの漕ぎ方をしている。
伝統的にフレーと呼ばれる小型のボートが利用されている。
 伏せ網漁船 10:45
 伏せ網漁  10:50
 投網漁  10:55
 漁師と水上家屋 10:58
 投網漁  11:19
あちこちで漁をしていた。

 浮き畑
流されないように竹竿で水底に固定している
浮き畑ではトマトナスキュウリトウガラシなどの野菜が栽培されている。
トマトはミャンマーの8割を生産している。
上空から見た浮き畑
バガン空港にあった気球遊覧看板
 浮き畑
流されないように竹竿で水底に固定している

浮き畑と湖上に建てられた家屋
 湖上に建てられた家屋
インダー族は湖上の浅瀬に建てた高床式の水上家屋で生活を営む。
水上村落に葉巻工房、織物工房などある。
 高床式の水上家屋 11:24
 湖上にかかる送電線 11:29

 湖上にかかる送電線 11:30
 高床式の水上家屋 11:30
ホテイアオイをロープで固定し境界にしている。
手織物工場  11:31
  KHIT UNN YIN(ハス繊維、絹織物手織物センター)  11:34
 4人乗りボートで到着 11:34
機織り場 11:35
 ハス繊維で手織り中 11:47
手織りの絹織物で高品質の織物は「インレー・ロンジー」と呼ばれている。
ハスの繊維を利用した独特の生地はインレー地域でのみ作られており、
ハスの生地からは仏像に着せる服「ハスの着物」が作られる。 
 ハスの茎から繊維を取り出している  11:37
 ハスの繊維でできた織物  11:40
機織り機 11:43
機織り休憩中
 ハス畑 12:40
運河にかかる橋 12:32
パウンドーウーパゴダ(Phaung Daw Oo Pagoda) 12:33
金箔でダルマ状態になった仏像 12:41
参拝者が金箔を仏像に貼り続けるためダルマ状になった。
金箔仏像の経過写真 12:46
花売り 12:51

パウンドーウー祭
パウンドーウー祭
9月から10月にかけての3週間開催される。
伝説上の鳥ヒンターを模した黄金の船カラウェイが湖に現れる。
4隻用意されパウンドーウー寺院に安置されている仏像を格納する。

黄金の船カラウェイ 12:54
伝説上の鳥ヒンター 12:54
ボートレースの船を保管している  12:55
カラウェイが帰還する最終日にはボートレースが開かれる。 

Phaung Daw Oo Pagoda近くにある小学校 12:56

パウンドーウーパゴダ境内 12:59

パウンドーウーパゴダ境内  13:01

インレー湖の環境問題

浮き畑の開発
インレー湖の水面面積は69.10km2から46.69 km2に減少した。(AFPより)
インレー湖の浮き畑 (Google Map)
湖の両側に浮き畑が作られている。

インレー湖の環境問題
人口の増加と農業と観光産業の急速な発展、浮き畑の開発、
湖に注ぐ河川へのシルト(沈泥)と栄養分の流入増加、
湖の水位の年々低下
土壌の堆積、湖の富栄養化公害が発生している。
インレー湖に自生していないホテイアオイも、大きな問題となっている。
大規模な浚渫機とポンプを使用した汲み上げは、
ホテイアオイの増加抑制に一定の効果を上げている。
未処理の汚水と家庭からの排水が湖に流れ込むため、
公衆衛生局は湖の周辺の村の衛生状態に継続的に注意を払っている。
湖の水質を調査した結果、飲食への使用には不適であることを示す結果が報告された。
衛生面で安全な水を確保するため井戸水を飲用・調理に使用している。
湖での騒音も大きな問題になっている。
ボートに搭載された安価で低質なディーゼルエンジンが船尾に付けられたプロペラを
駆動させる音が大きく、静寂な環境が壊されている。 
古代湖(世界で20ほどしかない)は一般に、その地域だけに生息する固有種が
進化・生息するため、生物学的にも貴重な自然環境であるが、
2016年の淡水魚類調査で約4割が外来魚になっていた。

 昼食(郷土料理) 13:16
 湖畔に建つレストラン 13:18
 レストランからホテルに行く途中で見た漁船 14:20
 INLE GARDEN HOTEL入口 14:21
浮き畑の奥にホテルがある。
  INLE GARDEN HOTEL 14:26
  INLE GARDEN HOTELで観光バスに乗車 14:30
カックー遺跡に行く(約50㎞、約1時間半)

カックー遺跡
インレー湖東側の山を越えた山中に、パオ族の人々が生活をしている農村にある。
2,000年に外国人旅行者に開放された。
紀元前3世紀にインドのアショーカ王によって建て始め、
大きな仏塔は12世紀に、小さな仏塔は16~18世紀のバガン王朝の時に
地域住民の各家ごとに地位や予算に合わせて建てられた。
現在2478塔が林立している。
1975年の地震によりほとんどの仏塔が壊れ、
2016年4月の台風でも大きな被害があったが現在周辺を固めて丈夫に修復されている。
仏塔の上の金の飾りも台風で壊れたが修復された。
カックー遺跡 16:03
上空から見たカックー遺跡  16:08
GoogleMapより

2019年11月17日(日)16:10
カックー遺跡(シャン州タウンジー県ニャウンシェ郡区)(インレー湖の東側)
カックー遺跡は裸足で廻る。
カックー遺跡  16:11
カックー遺跡  16:13
飾りを付けた仏塔  16:22
多くの飾りを付けた仏塔  16:23
 多くの仏像の飾りを付けた仏塔 16:24
仰向けに横たわる涅槃仏と弟子たち  16:26
仰向けに横たわる仏陀は珍しい。
太陽に輝く白い仏塔  16:27
金色の仏塔  16:31
塔の上部の飾りが風が吹くと風鈴のように鳴る。
 白く一番高いのがアショカ王の仏塔という 16:32
地震や台風で荒れたところは修復中  16:33
裸足なので足が痛い。
 金色の豚 16:34
カックーという名前が付けられる前は、ワックーという名前であった。
ワックーは「豚に助けられた」という意味。
シャン族の農民が探し求めていた仏像を豚が掘って見つけたという。
カックー遺跡は丘の上にある 16:36
カックーというのは「境」を意味する。
カックー遺跡の近くを流れている川がシャン族とパオ族の州境であった。
 下の川沿いからカックー遺跡に登る階段 16:40
黄金の仏像  16:42
仏塔を守るスフィンクス  16:44
夕日を浴びた仏塔群 16:48
参道の奥の白い塔は、アショーカ王が建てたという。

水面に映った仏塔群   16:52
カックー遺跡   16:58
風が吹くと仏塔の上部の金属の飾りがきれいな音色を奏でる。
カックー遺跡のレストラン前の星形にした野菜畑 19:03
パオ族の女性 17:08
カックー遺跡のレストランの裏手で洗濯物を取り込んでいた。
パオ族の黒い衣装と独特な頭飾り(スカーフを龍の形に巻く) 
カックー遺跡のレストランからの展望 17:10

カックー遺跡からヘイホーにあるHuPin Hotelまでは、夜道になるので
狭い道を避けて広い道を大廻して観光バスは走った。
 夕食(インレー料理)19:21
 フーピンホテル(Fu Pin Hotel) 20:20
 夕食後ホテルの客室でシュロ酒をたしなむ 21:23
ミャンマーのローゼワイン 21:50
16000チャット(約1230円)
 Hupin Hotelの近くのマーケットで買ってきたて飲んだ。