2017年11月11日(土曜)
ブッダガヤからパトナーへ 約100㎞の道のり
ブッダガヤ周辺 |
ブッダガヤ周辺 アパート建設中 |
1.パトナー
ビハール州の州都、マガダ王国のビンビサーラ王を幽閉した実の息子
アジャータシャトルが首都をラージギルからパトナーに移した。
釈迦の予言でこの地が繁栄するというのを実現しようとした。
そして紀元前3世紀からマウリヤ朝、4~5世紀のグプタ朝時代まで
パトナーは大都市として繁栄した。
大ホール公園でトイレ休憩
約2300年前のアショーカ王が使用していた会議場跡 |
石柱説明パネル |
石柱が80本発掘された場所は雑草に覆われていた。諸行無常。 |
発掘した石柱 |
パタリプトラ
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レンガが横積みになっているところは病院跡 |
今でも薬草が植えられている |
3.チャナキヤホテル(HOTEL CHANAKYA)
昼頃チェックイン、添乗員は病人看護のためホテル待機
チャナキヤホテル 昼頃チェックイン |
ホテルの部屋から |
プルメリア 昼食後、ビハール博物館へ |
4.ビハール博物館
今年(2017年)10月に開館
博物館の設計者は幕張メッセを設計した槇 文彦氏の株式会社槇総合計画事務所
パオナー博物館に展示されていた貴重なものが移されている。
大ホール跡から発掘された物やアショーカ王時代の素焼きの土器、
仏像等展示されていた。
ビハール博物館 駐車場からの通路 |
BIHAR MUSEUM ビハール博物館 |
ビハール博物館 水の流れ 滝 |
中庭 |
ビハール博物館 |
Didargangj Yakshi
ジアールガンジ・チャウリ・ベアラーの女性像
ビハール博物館の秘宝・スターアトラクション 2000年~2300年前の女性像、Made of Chunar sandstone Didarganj Patna Cityで発掘 Ghulam Rasulは、Didarganj近くの川沿いの堤防から突き出している 泥だらけの物を見つけ、その後、地面を掘り出して彫像を発見した。 1917年10月20日、村人が蛇を追っていった先の土中から出てきたという話もある。 ミロのビーナスに匹敵する
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ガンダーラ様式の仏像 |
TARA |
仏陀 |
仏陀とその弟子たち |
青銅製法輪等 |
ビハール博物館にて |
5.チャナキヤホテル(HOTEL CHANAKYA)
旅行中は、色々なことが起る。
2-3日前からツアー客の1人は風邪気味に成り、食欲不振で体調が良くない状態が続き、
バスで狭い120kmの道を急停車したり上下左右に揺れての乗車と、
前日の風邪気味を無理して霊鷲山まで登山した疲れで、
今日昼ごろバスの中で高熱になり、
そして意識朦朧の状態で震えが出てきて歩けなくなった。
バスの中で日本の医院で貰ってきた抗生物質を飲んだ。
トイレに行くのにパタリプトラの博物館で車椅子を借りた。
急病になったので昼ごろチャナキヤホテルにチェックインして、
ホテルの車椅子を使って部屋に行き寝かせた。
ホテルから直ぐに医者を呼んでもらい診察してもらった。
医者の診断は風邪による症状で入院は要らないとのことで解熱剤を処方していた。
解熱剤を飲み落ち着いてきた。
医者は続けて抗生物質を飲むことを言って帰った。
そして夕方、抗生物質とカロリー補給剤を飲んで寝た。
バスの中の出来事は記憶から消えて医者が来てからの記憶はあった。
明日の行動は翌朝の様子をみることにした。
ほぼ丸1日寝たら驚くほど回復して来ていた。
昨日は39度位の体温であったが翌朝は薬のお陰で約37度になった。
ホテル延泊や入院はしないことになり、とりあえず途中帰国しないで
休み休みバス旅行をすることになって一安心した。
休み休みバス旅行をすることになって一安心した。
解熱剤と抗生物質を飲み続けて翌日のクシナガルでの観光は出来るようになった。
乾燥して埃っぽい空気とスモッグで、
のどの痛みから咳をする幾人かや下痢して食欲不振になったツアー客もいた。
N氏、頭が冷えると頭痛になるのでいつも頭の上にハンケチか手ぬぐいを載せて
食事をしていたので、シーク教徒の現地ガイドアローラさんが彼のターバンを貸してくれた。
にわかシーク教徒になった。(ターバンは後ほど頂いた)
パトナーからクシナガルへ |