2017年12月9日土曜日

2017年11月15日(水曜) シュラバスティからサーンカシャへ


2017年11月15日(水曜)
シュラバスティからサーンカシャへ
移動距離:約400km

6:30 ホテルロータスニッコー出発
1.祇園精舎の鐘
平家物語冒頭に詠われている祇園精舎の鐘

祇園精舎のの聲、諸行無常の響あり。
沙羅雙樹の花の色、盛者必衰のをあらはす。
驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。
猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

祇園精舎の鐘
2004年、「日本国祇園精舎の鐘の会」が梵鐘と鐘楼を寄贈した。
本来、梵鐘は中国が起源で祇園精舎には鐘はなかった。
平家物語からあった方が良いと考えたそうである。
鐘を突いているT氏 良い音色がした。

2.シュラバスティからサーンカシャへ 約400km
UTTAR PRADESH州 シュラバスティからサーンカシャへ 

検問所

ガーグラー河(ガンジス川支流)

走っている列車の出入り口に乗客が座っている。 危険?

ラクナウ(Lucknow)市内

ラクナウ(Lucknow) ガソリンスタンドにて

ラクナウ市内
交通量が多く道路横断もハラハラドキドキ

昼食 屋外で弁当を食べる

牛達がのびのびと道路を横断している。

井戸で体を洗う村人

村の建物と竹塀

地方のガソリンスタンド

樹木を動物から守るレンガの囲い

何かを祀っている
あちこちにあるレンガ工場の1つ

小さな売店

牛と藁と牛糞燃料
牛糞燃料の乾燥

3.サーンカシャ
(僧伽舎)

八大仏跡は生誕(ルンビニ)、成道(ブッタ・ガヤー)、初転法輪(サールナート)、
入滅(クシナガラ)の四大仏跡に、精舎があったラジギール(王舎城)、
ヴァイシャーリー(広巌城)、サヘート・マヘート(祇園精舎・舎衛城)、
そして、サンカーシャを加えた場所である。

サンカーシャは、仏陀が亡くなった母に説教する為、
仏陀(ブッダ)が天空に3ヶ月間行って説法した後、
帝釈天(インドラ)と梵天(ブラフマー)と一緒に梯子から降りて来たという場所。
日本では胡散臭い話なのであまり伝わっていないようだ。

サンカーシャ(僧伽舎)

小高い丘がレンガを積み重ねたストゥーパ
サンカーシャ 菩提樹
かつては、この地で何千人の僧侶が学んでいたと玄奘三蔵は伝えている。

山頂へレンガ積の登り路

サンカーシャ山頂からの夕日

サンカーシャ山頂にて

サンカーシャ山頂にて 多くの僧侶達が祈っている
サンカーシャ山頂 
ストーパ跡には2つのヒンズー教の祠が建っている。

ヒンドゥー教の女神像
仏陀の養母であるマハー・パジャーパティの生まれ変わりという女神が祀られていて、
毒蛇から人々を守ってくれるのだそうだ。
サンカーシャ遺跡
まだまだ未調査部分が多い。
サンカーシャ警備用テント?
ヒンドゥー教徒が、この地にヒンドゥー教寺院を建てようとしているので、
裁判所の判決で、仏教遺跡であるこの場所での建設を保留にしている。
そのために勝手に
ヒンドゥー教寺院を造らないように24時間監視しているという。
アショーカ王の石柱の柱頭(象かな?獅子かな?)
仏陀が天空から降りるに従って、梯子は上から消えていったが、
最後の7段だけは消えずに残ったという。
そこに社を建て、更に、そこにアショカ王が石柱を建てた。
サンカーシャ伝説の社
サンカーシャ伝説
サンカーシャは、仏陀が亡くなった母に説教する為、
仏陀が天空に3ヶ月間行って説法した後、
帝釈天と梵天と一緒に梯子から降りて来たという場所。
梵天は銀の梯子を、帝釈天は銅の梯子を
仏陀は金ではなく宝石(水晶)の梯子を降りてきたという。
日本では胡散臭い話なのであまり伝わっていないようだ。

4.ロイヤルレジデンシーホテル