2010年11月19日金曜日

あっ熊だ!晩秋の蛾ヶ岳(ひるがたけ)1279m

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蛾ヶ岳と書いて「 ひるがたけ」と読みます。
山名で読み難い山の一つです。
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中国の峨媚山に寄せて「 蛾ヶ岳」と名前が付いていましたが
甲府の躑躅ヶ崎館(武田氏居館)から見ると、
昼に太陽がこの山の上に来ることから「昼ヶ岳」と呼ぶようになり
文字は「 蛾ヶ岳」で呼び名が「ひるがたけ」になったと言います。
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「 蛾ヶ岳」の表記は陸地測量部(国土地理院)が統一しました。
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四尾連湖(しびれこ)駐車場から整備された見晴らしのない登山道を
約90分登って行くと突然視界は開け素晴らしい光景です。
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山頂から富士山を望む

山頂からのパノラマ写真 (約360度、クリックすると拡大します)

左側:富士山 中央:四尾連湖(しびれこ) 右側:八ヶ岳、甲府盆地


2010.11.10(Wed) - 11(Thu)

晩秋の山梨百名山・蛾ヶ岳(1279m)、四尾連湖畔キャンプ、

山梨百名山・身延山(1153m)の記録

蛾ヶ岳登山口 山頂まで約90分  12:00出発


少し急な登りだが整備された登山道を行く

大畠山分岐点    12:25

小畠山付近の馬の背と呼ばれる落葉の登山道を行く  
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突然、10m位先の登山道を熊が横切った。
「あっ熊だ!」と叫ぶ。

1.5mくらいの大きさの熊が登山道を横切り下へ駆け下りて行った。
あまり突然なことで写真が撮れ無かったので
茨城県自然博物館山崎晃司氏撮影のツキノワグマを参考に載せさせて頂きます。
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キャンプ場の水明荘の管理人さんに
熊との遭遇場所や時刻、大きさ、降りて行った方向など知らせましたところ
この付近の熊の目撃情報は4年ぶりで
管理人さんは町役場に登山者からの目撃情報を伝え、
麓の集落の人たちに熊出現の連絡をするようにしますと言っていました。
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今年は山のドングリなどの実が少なく、熊が麓近くに出てきて柿や畑の作物を食べていくようです。
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小畠山付近の登山道でツキノワグマに遭遇  12:35
(茨城県自然博物館山崎晃司氏撮影の写真)

西肩峠・六地蔵  13:18
ここから約15分は急登になる。


蛾ヶ岳山頂手前から山頂までをビデオ撮影しましたのでYouTubeにアップロードしました。
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山頂から見る四尾連湖 、後方南アルプス連峰

山頂から見る雲がかかった八ヶ岳  
八ヶ岳方面からは釜無川、甲府盆地からは笛吹川が手前で合流している。

蛾ヶ岳山頂にて  13:40

コンビニ弁当を食べてから下山  14:00
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夕暮れの四尾連湖  17:00

夕食はタイ料理・グリーンカレー(4人分)
豚肉、ピーマン、生シイタケ、バター、ニンニク少々、パームシュガー、天然塩、
胡椒少々、ナンプラー少々、Kaldiで購入したグリーンカレースープ3パック、
タイ米(ジャスミン米)3合
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とても美味しかった
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18時夕食後、水明荘のバンガロウで一杯飲み寝袋で寝た。
真夜中、湖畔の上空には他から光が来ないせいか満天の星が見られた。


2010年11月11日(木曜)快晴
早朝の四尾連湖  7:00

晩秋の四尾連湖

身延山久遠寺パノラマ写真
五重塔、本堂、棲神閣祖師堂   9:40着
クリックすると拡大します。

久遠寺のシキザクラ(四季桜)
4月上旬と11月ごろと2回花が咲く。花は5枚一重の薄いピンク色。
エドヒガンとマメザクラの交配種。
あきる野市緑地保全審議会会長志村秀男氏に教えてもらいました。

久遠寺本堂天井の龍

山梨百名山の身延山山頂(1153m)から日本百名山・山梨百名山の富士山を望む 10:48

パノラマ写真
身延山北側展望台から南アルプス連峰を望む  11:00
間ノ岳3189m、北岳3192m(日本第2の高山)
左奥に七面山1982mが見られる。手前右側:富士見山 1640m


身延山から下りてから身延温泉で入浴 500円   12:00

鰍沢(かじかさわ)「 鰍沢に行ったらウナギを食べよう」と昭和40年代に宣伝していた
富士川沿い鰍沢の有名な「旅館・食堂 国本屋」で
炭火で焼いた「ウナギうどん定食」を食べた。
桜エビのかき揚げがとても美味しかった。
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国本屋に飾ってあった「日日無事」を祈って帰宅しました。 15:00
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