2022年10月28日金曜日

隠岐諸島と奥出雲の旅

 2022年10月19日~27日(8泊9日)

隠岐諸島と奥出雲地方の遺跡等を訪ねて4人で出かけた。
山陰地方の10月中旬以降の天候は、
朝晴れていても午後には雹交じりの雷雨になるように目まぐるしく変化した。

隠岐諸島は、もとは1つの火山島であった島前(どうぜん)・知夫里島、西ノ島、中の島と
島後(どうご)・隠岐の島町で構成されている。隠岐諸島には大小約180の島々がある。

隠岐は後鳥羽上皇と後醍醐天皇が遠流(おんる)の地として知られる。

石器時代から縄文時代、弥生時代の遺跡もあり、神社の数も 150社以上ある。
隠岐には、平安時代中期にまとめられた延喜式神明帳に記された名神大社である
伊勢命神社、水若酢神社、宇受賀命神社、由良比女神社がある。
出雲国、石見国には、名神大社として出雲大社と熊野大社がある。

奥出雲地方の加茂岩倉遺跡、荒神谷遺跡、西谷墳墓群、古代出雲歴史博物館、
上淀白鳳の丘、妻木晩田(むきばんだ)遺跡、世界文化遺産・石見銀山等と
たたら製鉄の菅谷高殿や刀剣館等を訪ねた。

旅行行程
計画した日程表 予定費用:約145,000円  実費用:約130,000円
行程
(詳細は日付リンク先を参照)
2022年10月19日(水)蒲田 前泊
銭湯「天神湯」500円
天神湯の後に、蒲田「べこたん」牛タンで夕食
10月20日(木)午前6時50分羽田発、米子行きの全日空機に乗るため
オリエンタルエキスプレス蒲田に前泊まった。

2022年10月20日(木)隠岐・知夫里島(知夫村)
米子市上空 中海 弓ヶ浜海岸 日本海
羽田空港6:50-(ANA381便)-8:05米子鬼太郎空港(鳥取県)
島根県・七浦港
メテオプラザ:隕石の形の建物(隕石:約25cm、約6.4kg)
(1992年12月10日の夜、美保関町の民家に落下した隕石が展示されている)
フェリーくにが 隠岐汽船 3,510円
島根県・七浦港9:30-(フェリーくにが)-11:30知夫里島・来居(くりい)港
知夫里島・来居(くりい)港
島守レンタカーにて軽自動車4時間借りる。5,000円
知夫里島
小料理屋 どんどん
人気店「どんどん」にて昼食
ランチメニュー(11:30~14:00) 刺身定食 1,500円

「どんどん」の狭い駐車場を出るとき、不注意で縁石にあたり、
軽自動車の底部左中央あたりに小さな傷をつけた。赤ハゲ山展望台まで気付かなかった。
自動車保険に入っていたので修理代はかからなかったが、
休業補償費として2万円支払った。

お松の橋(島津島へ渡る歩行者専用の橋)と「北の入江」
お松の橋から渡津神社に続く北の入江遊歩道
北の入江遊歩道 岩の文様
知夫里島地図
島津島・渡津海水浴場と渡津神社
とても透明な青い海と白い浜、島全体が牛の放牧場になっている。
知夫里島・赤ハゲ山展望台からの眺望(島前カルデラ湾)
360度の大パノラマ、島前の島々や島後を望める。
隠岐・島前(どうぜん)航路地図
島前カルデラ湾と中央部焼火山(たくひやま)452m
名垣(みょうがき)が残っている赤ハゲ山
放牧と3種類(粟・稗、豆類、麦)を4年サイクルで栽培することで
連作障害や土地の栄養不足を防いだ。700年1970年頃まで行われていた。
後醍醐天皇行在所・仁夫里坊跡と赤ハゲ山
知夫赤壁(火砕丘の断面・酸化鉄で赤い)
猫の岩屋古墳群(隠岐郡知夫村宮谷)古墳時代(約1700年前)
 宮の影横穴墓群(姫宮神社近くにある)
河井の地蔵の湧水 島根の湧水百選に選ばれている。
松尾山松養寺の麓にある。地蔵菩薩像は県の重量文化財に措定されている。
雨の降らない日にも水が枯れないのは、「淡水レンズ」と言われる水通しの良い島で起きる現象によると考えられている。淡水と海水の比重の違いから混じり合わない。
海水の圧力によって淡水が押し上げられる。
淡水レンズ

知夫里島・来居港
知夫里島・来居港
知夫里島・来居港15:57-(フェリーどうぜん)-16:54中の島・菱浦港

海士町・民宿あざ美荘泊
民宿あざ美荘
民宿あざ美荘にて夕食

2022年10月21日(金)隠岐・中ノ島(海士町)
島前カルデラ、木路ヶ埼灯台、明屋海岸、宇受賀命神社、隠岐神社
小泉八雲(ラフカディオハーン)とセツ夫人
明治25年8月、海士町・菱浦港の岡崎旅館に滞在した。
隠岐・中ノ島(海士町)地図
島前カルデラと日須賀港
御波(みなみ)から見た島前カルデラ内海と焼火山(たくひやま)452m。
県道318号線(日ノ津崎線)は島前カルデラの外輪山を走る。
約630~530万年前の火山活動とその後の浸食作用によって形成された。
木路ヶ埼灯台
中の島南端にあり、カルデラ内海の玄関口(水路・木櫓口)にあたる。
和歌山から1Lのオートバイで来た若者と記念撮影
オートバイで日本国中を廻っているとのこと。
清水寺(せいすいじ)天川の水、天川の疎水
環境省選定「日本名水百選」、農林水産省選定「日本疎水百選」
湧水量:1日約400トン、水質良好
大山隠岐国立公園・明屋海岸(隠岐郡海士町)
海上にそびえ立つ3つの巨岩・三郎岩(太郎、次郎、三郎)
約280万年前の噴火によってできた屏風岩とハート岩
海食崖や海食洞が約1kmにわたって続く景勝地
宇受賀命神社(隠岐島前の有形文化財)
平安時代中期にまとめられた延喜式神明帳に記された名神大社である。
 大般若経の転読が行われていた。
隠岐には、伊勢命神社、水若酢神社、宇受賀命神社、由良比女神社の名神大社がある。
明屋海岸にて
隠岐の黒磯牛・幻の黒毛和牛(雌牛)
島全体に放牧されている。道路にもたくさんの牛糞が落ちている。
「島生まれ島育ち隠岐牛店」にて昼食
幻の贅沢丼・ローストビーフ丼(味噌汁、漬物付き1,800円)10食限定
村上家資料館  
後鳥羽上皇に仕えた旧家
村上家客間
隠岐神社(隠岐郡海士町大字海士1784番地)
後鳥羽上皇は、承久の乱に敗れて1221年から1239年まで19年間在島後、崩御した。
後鳥羽天皇火葬塚(宮内庁管理)
苅田郷源福寺を仮御所と定め、多くの和歌を残した。
後鳥羽天皇行在所跡

中の島・菱浦港-(フェリーどうぜん)-西ノ島・別府港
西ノ島町・民宿富来朗(ふくろう)泊
西ノ島町・民宿富来朗(ふくろう)
定員10名の小さな民宿(旧 海福屋)

2022年10月22日(土)隠岐・西ノ島(西ノ島町)
鬼舞展望台、赤尾展望台、国賀海岸展望台、摩天崖展望所、隠岐観光船、焼火神社黒木御所後、ふるさと館
隠岐・西ノ島(西ノ島町)地図
西ノ島・鬼舞展望台 曇り時々小雨
隠岐島前湾内(島前カルデラ)と日本海を見渡せる絶景スポット。
周辺の放牧地では、牛馬の姿が見られる。
隠岐島前では、中世期から近代まで牧畑(まきはた)という独特な輪転式農法が行われ、
牧と畑を分けるための石垣「合垣(あいがき)」がこの周辺に残されている。
鬼舞展望台周辺の草だらけの牧畜道の行き止まりまで進み、Uターンして戻った。
赤尾展望台からの眺望
国賀海岸の通天橋と摩天崖、天上界(浸食海岸)
島後地図
隠岐国賀海岸展望台からの眺め
隠岐諸島の西ノ島北西部に位置する自然景勝地。
昭和13年に国の名勝に指定、続いて昭和38年に国立公園に指定された。
天上界
国賀浜の国賀神社と細くそびえ立ってるのが観音岩、
夕日が重なると観音像に後光が射したようになる。
通天橋
風と波が高く、観光船が欠航になり通天橋下を船で通過できなかった。
観音岩
細くそびえ立ってるのが観音岩(約40m)
摩天崖展望所 海抜257m
摩天崖・馬の放牧
摩天崖・黒磯牛の放牧
隠岐観光船 浦郷港
風と波があるため外海の国賀海岸巡りができず
カルデラ内海と船引運河通過の観光となった。
焼火(たくひ)神社の鳥居
船引運河(船越運河)
全長340メートル、幅12メートル、水深3メートル
外浜海水浴場のある湾内
波が高く船が進むと波しぶきが上がる。
美田周辺の崖
豆腐岩
にしわき鮮魚店鮮魚・天日干しひもの
店先に天日干しひものが並んでいる。
看板「新鮮な魚と貝が食べられます」
天然アワビ炊き込み定食 1,300円 10食限定
予約するか電話連絡しておかないと断られる。
高齢のため1日約10膳にしているそうだ。
由良比女神社
由良比女神社
由良の浜・イカ寄せ浜
焼火(たくひ)神社 国指定重量文化財 
海上の守護神として信仰を集めている。
1732年建造の隠岐最古の木造建築、大阪で材を加工し、
ここで組み立てるプレハブ工法が用いられた。
海抜305m、標高差約95m、距離約550m移動。
焼火神社参道からの眺望
黒木御所跡
後醍醐天皇行在所跡、建武中興発祥之地
黒木神社
碧風館(へきふうかん) 後醍醐天皇にまつわる資料館
黒木御所跡から中の島を望む
メド岩
海岸沿いの319号線(西ノ島海士線)が不通のためバイパスで反対側から到達した。
西ノ島ふるさと館
西ノ島の自然と人の暮らしの資料を集めた資料館、収蔵総数は約2,000点。
農機具、漁具、生活用具や隠岐で採取された貴重な生物や、埋蔵文化財が展示されている。
西ノ島遺跡マップ
黒曜石片 美田・小向遺跡出土
四河遺跡出土 縄文時代
西ノ島町特定環境保全公共下水道事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
土製鶏 四河遺跡出土 奈良時代
県道西ノ島海士線道路改良工事に伴う発掘調査
土製鶏 羽の跡が残っている

展示品詳細 西ノ島ふるさと館


西ノ島・別府港17:15-(フェリーしらしま)-18:30島後隠岐の島・西郷港 隠岐汽船1,600円
隠岐の島町・民宿喜兵衛 泊

民宿「喜兵衛」
隠岐の島・島後の南、西郷地区にあるチェックイン無人対応民宿
チェックイン、チェックアウト無人対応民宿
監視カメラが右上にある。少人数で3棟の民宿を運営している。

居酒屋「酔郷」にて夕食
隠岐蕎麦 美味しかった! 
100%そば粉、あごだし汁(生の魚を焼いて出し汁を取る)、
そばがちぎれている、短く、みじん切り、ブツブツ、これが特徴。
天鯛、シイラ、白イカ、アカズミ(キジハダ)の刺身
カサゴの唐揚げ とても美味しかった!
ハタハタ 
添え 青かいしき アスナロ(防腐や防臭の作用がある)
豚肉料理

2022年10月23日(日)隠岐・島後(隠岐の島町)
黒島展望台、白島展望台、竹島歴史館、水若酢神社、隠岐国分寺、玉若酢神社、大城墳丘墓、屋那の松原
島後地図
無人対応民宿「喜兵衛」の朝食
素泊まり泊だが宿泊人数分の朝食が食堂に準備されていて、朝食がセルフで取れる。
食事後は、各自で後片付け、ゴミ分別までする。宿泊施設は快適に改造されている。
10月23日(日)は、町の一斉清掃日のようで住民があちこちで清掃していた。
西郷地区 八尾川と水祖神社 
かつて北前船で栄えた
レンタカー自動貸し出し機(隠岐無人レンタカー会社)
大久の黒島展望台
大久地区と黒岩 北前船で栄えた集落
黒岩
白島展望台  島が白いから「白島」という。
布施の浄土が浦まで小島や岩場が99あり、百に一足りないので白といったともいう。

久見竹島歴史館 竹島の返還要求
かつて竹島でトド(アシカ)を捕っていた写真
八幡伊三郎日誌に見る竹島漁業(昭和11年~13年)
アワビを1日で50㎏~100㎏等を捕っていた日誌。

展示品詳細 久見竹島歴史館


ローソク岩 隠岐の島町・久見海岸から
波が高いので遊覧船が出港しそうにないので、陸側から見た。
夕方に遊覧船に乗り、晴れていればこの様な写真が撮れたはず。
インターネットより入手
ハマベノキク
伊勢命神社 有形文化財(建造物)
天保9年、久見集落の大火で焼失、1841年再建、玉若酢神社、水若酢神社に次ぐ規模。
島後久見神楽(無形民俗文化財)
伊勢命神社
チャンポン 930円 food house 「すみれ」にて
30分以上待たされて出てきた。人手不足かな~、他の飲食店が近くにない。
水若酢神社
名神大社の隠岐国一宮で隠岐造りの本殿は国指定重量文化財である。
水若酢神社古墳群(2基)
水若酢神社の古墳群 石室
隠岐郷土館 県指定重量文化財
明治初期の役所庁舎を移築修復した県内最古の洋風建築物。
隠岐郷土館 民俗文化財が展示されている
からむし2世号と海上の路 隠岐島と黒曜石
五箇創生館
隠岐独特な古典相撲・隠岐牛付き模型の展示
水若酢神社
隠岐国分寺 
聖武天皇の詔勅により建立された
後醍醐天皇配流の際の在所跡
史蹟隠岐国分寺境内 後醍醐天皇在所跡
隠岐国分寺外苑牛突場
隠岐国分寺外苑牛突場 内部
隠岐牛突き 看板
隠岐牛突きの由来
妖怪「五体面」と粗面岩(貫入岩・火山岩)
玉若酢神社 雨が降っていた
隠岐造りの本殿、隋神門、旧拝殿は国指定重量文化財
玉若酢神社の「八百杉」(やおすぎ) 樹齢約2000年
幹周約9.9m、樹高約38m、樹齢は推定千数百年の国指定の天然記念物
若狭国の八百比丘尼が植えたとの伝説がある。
県指定遺跡 玉若酢神社古墳群へ  雨が降っていたので行かなかった
大城遺跡四隅突出型墳丘墓
隠岐の島町運動公園内 総合体育館隣
大城遺跡四隅突出型墳丘墓 説明板
屋那の松原
若狭国の八百比丘尼が一晩で植えたとの伝説がある。
屋那の船小屋群 杉皮葺き屋根の船のアパート
近づくと 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー
京都府伊根湾、伊根浦伝統的建造群保存地区にある伊根の舟屋を思い出す。
島後 隠岐の島町 民宿「砂川」泊
大山隠岐国立公園・浄土ヶ浦
民宿「砂川」で夕食
タイとイカの刺身、イサキの煮魚、サザエ2個、軟らかいアワビ1個
イサキの煮魚
サザエの天ぷら
後からカツオのたたきとサザエの天ぷらを出してくれた。
美味しく量も多かったので満腹になった。
布施地区漁師会会長・砂川博保氏は「サザエの天ぷら」を広めるために
旅館などへ啓蒙している。
布施地区漁師会会長・砂川博保氏が採集した大きなアワビ
サザエが夜に浜辺に寄ってくるので誰にでも採れると言っていた。

10月24日(月)島根県・加茂岩倉遺跡、荒神谷遺跡、西谷墳墓群、古代出雲歴史博物館
大山隠岐国立公園・浄土ヶ浦 崎山岬
大山隠岐国立公園・浄土ヶ浦遊歩道 通行禁止
かつて浄土ヶ浦は川の流路であった。川の流路に溶岩が流れ下り冷え固まった。
風雨の浸食によって溶岩が尖った地形になった。
前方、尖った上部が溶岩、下部の平らなところが川の石。
浄土ヶ浦遊歩道 崩落している遊歩道
民宿「砂川」で朝食
朝食後、出発のため玄関に荷物を運んでいたときに
隠岐産のお米で作られた日本酒「隠岐誉」1升瓶を落とし
九割くらいあった日本酒を玄関に飲ませてしまった。
レンタカーのガソリンを満タンにした。
西郷港にある隠岐無人レンタカー会社に無人操作にてレンタカーを返却
西郷港にて「けあらし」発生
冷え込みの激しい日に海面に発生した湯気のような霧
島根県隠岐の島町・西郷港8:35-(ジェットフォイールRAINBOW JET)-9:58鳥取県・境港
島根県隠岐の島町・西郷港
境港
境水道大橋 通過
境港
フリーレンタカー(旧バリューレンタリースよなご)境港にて普通車を借りる。
隠岐汽船境港乗り場にてスタッフがプラカードを持って待っている。

ゆで紅すわいがに
SUPER CENTER PLANT-5にて 8杯購入 @1,280円(税込み1,382円)
夕食用に購入
お食事処 波積屋にて昼食
お食事処 鶴華波積屋(つるがはずみや)
天ぷら割子そば 1,265円

加茂岩倉遺跡
加茂岩倉遺跡ガイダンス
国の史跡 加茂岩倉遺跡  弥生時代中期~後期
1996年10月14日、加茂町(現雲南市)岩倉の丘における農道建設工事中に発見された遺跡
加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸 39口出土  
1996年に国の重量文化財指定後、2008年7月に国宝に指定された。
文化庁が所有し島根県立古代出雲歴史博物館で常設展示されている。
埋納状態の銅鐸 弥生時代
銅鐸が入れ子状態で出土することは例が極めて少ない。
埋納状態の銅鐸 
土坑
加茂岩倉遺跡から戻る途中で雹交じりの雨が降ってきた。
約15分展示室で雨が止むのを待った。
山陰地方の10月中旬以降の天候は、
朝晴れていても午後には雹交じりの雷雨になるように目まぐるしく変化し、
11月になると雪になると管理人が言っていた。
国宝 加茂岩倉35(36)号銅鐸
銅鐸の中には鹿、猪、亀、顔、蜻蛉などの絵が描かれた絵画銅鐸があった。
国宝 加茂岩倉23号銅鐸 絵画(鹿、四足獣)
国宝 加茂岩倉2(3)号銅鐸

荒神谷遺跡
荒神谷史跡公園(1995年整備)、荒神谷博物館(2007年開館)
荒神谷史跡公園 案内図
国の史跡 荒神谷遺跡 発掘現場
1983年広域農道(出雲ロマン街道)の建設に伴い遺跡調査が行われた。
1984年 ~1985年の2か年の発掘調査で銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土した。
1985年に国の重量文化財指定後、1998年に国宝に指定された。
文化庁が所有し島根県立古代出雲歴史博物館で常設展示されている。
埋納状態の銅剣 358本
埋納状態の358本の銅剣
埋納状態の銅鐸と銅矛 発掘再現(1985年8月の状況)
銅鐸6個、銅矛16本 出土
荒神谷遺跡で発掘された銅鉾
荒神谷遺跡で発掘された銅鐸
深鉢 上ケ谷遺跡(出雲市斐川町)出土 縄文時代
1998年、ふるさと農道緊急整備事業有間農道改良工事に伴う上ヶ谷遺跡発掘調査
船元式土器 上ケ谷遺跡(出雲市斐川町)出土 縄文時代
装飾的に粘土紐をはりめぐらせた隆帯と、この上に刻まれる爪形文が特徴である。


詳細展示品 加茂岩倉遺跡・荒神谷遺跡


出雲弥生の森博物館と西谷墳墓群
出雲弥生の森博物館
出雲弥生の森博物館パンフレット
出雲弥生の森博物館
シカが描かれた土器(4頭のシカ)
超大型壺 矢野遺跡 弥生時代後期 約1700年前のもの
胴の直径83cm、高さ102cm、口の大きさ47cm
西谷墳墓群 史跡ガイド
弥生時代後期から約500年にもわたって墓地であった。
2,3,4,5,9号墓は弥生時代に作っれた全国最大級の四隅突出型墳丘墓で、
代々の出雲王たちが葬られたと考えられている。
西谷墳墓群 史跡公園「出雲弥生の森」みどころガイド
西谷4号墳墓
西谷2号墳墓
西谷墳墓群に虹が架かる
西谷3号墳墓

詳細展示 出雲弥生の森博物館・西谷墳墓群


島根県立古代出雲歴史博物
古代出雲歴史博物館 700円
「出雲と吉備」古代出雲歴史博物館パンフレット
「出雲と吉備」古代出雲歴史博物館パンフレット
陶棺 定北古墳(真庭市教育委員会蔵)
古代出雲歴史博物館パンフレット
出雲大社巨大本殿の柱(宇豆柱うずはしら) 重量文化財
杉材 直径1.3m 出雲大社境内出土(2000年に出土)
平安時代の出雲大社本殿 復元模型
荒神谷遺跡発掘の銅剣358本、銅矛16本、銅鐸6口
国宝 加茂岩倉遺跡で発掘された銅鐸 39口
国宝 加茂岩倉遺跡で発掘された銅鐸

詳細展示品 古代出雲歴史博物館


西出雲・ホテルサンヌーベ 泊
冷蔵ゆで紅ズワイガニ 1人2杯
紅ズワイガニの甲羅で酒を飲む
夕食は、おにぎり2個と豆腐半丁
出雲の米で作った日本酒 サケパック「てんおん、天穏」
 島根県板倉酒造

2022年10月25日(火)島根県・琴ヶ浜、石見銀山、菅谷(高殿)、鬼の舌震
西出雲・ホテルサンヌーベからJR西出雲を望む
ホテルサンヌーベ
鳴り砂琴ヶ浜
雨の後で砂が湿っていたので歩いても音がしなかった。
少し掘って乾いた砂を握ったら音がした。
どこの観光スポットにも置いてある「どこでもドア」

石見銀山みてあるき WALKING MA
石見銀山街並み
干し柿
大田市 有償運送車両 中島市交通10号 
駐車場から龍源寺間歩まで500円
雨が降り出した
龍源寺間歩
龍源寺間歩
龍源寺間歩 ひおい坑
龍源寺間歩 平面図
龍源寺間歩 平面図
清水谷精錬所跡
清水谷精錬所跡
土砂降りの雨になったが頂上まで行った。
清水谷精錬所跡説明図
石見銀山名物「ごまどうふ」 2袋購入した
鮮魚店・中田商店が作って売っているのかな?
石城山観世音寺から石見銀山街並みを望む
ブラタモリ(NHK)で撮影していたところ。
石見銀山街並み

詳細 石見銀山


三瓶そば店 そば処「福寿庵」
大田市大田町ハ125-1
三瓶そばマップ
さんべ在来そばの会
数量限定 三瓶三昧 1,200円
三瓶三昧 1,200円
三瓶山高原道路周辺
鉄の歴史博物館
菅谷たたら山内、
鉄の歴史博物館パンフレット
ノロ(鉱滓)
玉鋼
菅谷 高殿
菅谷(高殿)
菅谷(高殿)にて記念撮影

詳細展示 菅谷たたら山内鉄の歴史博物館



鬼の舌震(したぶるい) 舌震の恋つり橋 2013島根景観賞
鬼の舌震 大馬木川
鬼の舌震 散策マップ

奥出雲町サイクリングターミナル 泊
サイクリングターミナルは全国で26ヵ所ある。
奥出雲町サイクリングターミナルにて夕食
奥出雲町サイクリングターミナル 宿泊

2022年10月26日(水)島根県・たたら製鉄、鳥取県・上淀白鳳の丘、妻木晩田遺跡
奥出雲町サイクリングターミナルからJR出雲三成駅を望む 
斐伊川と大馬木川の合流点に奥出雲大橋が架かっている。
仁多米食堂
奥出雲町農業遺産推進協議会のノボリバタ
仁多米、奥出雲椎茸、奥出雲和牛、奥出雲そば
奥出雲たたら製鉄に由来する資源循環型農業パンフレット
奥出雲たたら製鉄とともに育まれた循環型農業

奥出雲たたら製鉄とともに育まれた循環型農業
奥出雲町サイクリングターミナルにて
動く彫刻「流れ・合う・ひかり」 1991年伊藤隆道制作
斐伊川と大馬木川の合流点の奥出雲大橋の側にある。
奥出雲たたらと刀剣館 八岐大蛇のモニュメント
奥出雲たたらと刀剣館パンフレット
たたらの地下構造模型
たたらの地下構造
砂鉄と鉄鉱石の違い
玉鋼等級品
たたら鉄の分類
日本刀のミクロ組織
日本刀の刃先部化学分析と硬さ分布


奈良時代のたたら炉、川砂鉄採取用川船
川砂鉄採取用川船
奥出雲たたらと刀剣館
奥出雲たたらと刀剣館、奥出雲町たたら角炉伝承館の位置
奥出雲町たたら角炉伝承館 無人
慎原角炉
奥出雲町たたら角炉伝承館
慎原角炉 2階部分
慎原角炉 1階部分
小型溶鉱炉の設備解説おとび設計図
吹子用水車 明治34年
水車・吹子場
 

詳細 奥出雲たたらと刀剣館、奥出雲たたらと刀剣館


お食事処 どじょう亭 
足立美術館隣り
「足立美術館」庭園 (立ち寄らなかった)
2021年日本庭園ランキング、
全国1000ヵ所の候補地の中から、19年連続で「庭園日本一」に選ばれた。
お食事処 どじょう亭
お食事処 どじょう亭
まるごと柳川御前(しょうゆ味) 1,800円
まるごと柳川御前(しょうゆ味)
軟らかくて美味しかった。
安来節園芸館まえにて
ドジョウ掬い ポスター
「どじょう」と一緒に記念撮影

妻木晩田遺跡、ノ原墳丘墓群
大山初冠雪 前日の気温8℃  弥生の館「むきばんだ」あたりから望む
弥生の館「むきばんだ」 妻木晩田遺跡
鳥取県立むきばんだ史跡公園パンフレット
日本最大級の弥生時代のムラの跡。
弥生時代後期を中心に約300年間に建築物跡が1000棟近く見つかった。
この遺跡で三本柱の竪穴住居跡が見つかった。
妻木晩田遺跡、ノ原墳丘墓群案内図
妻木晩田(むきばんだ)ボランティアガイド
ノ原墳丘墓 同ノ原14号墓・四隅突出型墳丘墓
洞ノ原墳丘墓説明板
1世紀中ごろから2世紀前半にかけて25基の墓が作られた。
四隅突出型墳丘墓は11基ある。
床を深く掘った
竪穴住居(暖かい)
海から吹く強風に耐えるような柱組の構造がされていた。
弥生時代に大きな板を使っていた
木組みの竪穴住居
同ノ原地区西側丘陵にて
妻木晩田(むきばんだ)ボランティアガイド
同ノ原地区西側丘陵からの展望
同ノ原地区西側丘陵からの展望
同ノ原地区西側丘陵
同ノ原3号 掘立柱建物跡
同ノ原4号 掘立柱建物跡
ゴンズイ(権翠) ミツバウツギ科の落葉樹

妻木晩田(むきばんだ)遺跡の玉と玉つくり
青色や紺色のガラス製の小玉や管玉が出土している。
また、緑色凝灰岩や碧玉、水晶などの石材で玉つくりを行った集落があった。
玉類は交易品として重要な特産品であったと考えられている。
破鏡(内行花文鏡)妻木晩田遺跡出土
鋳造タピ 有袋袋状鉄斧 妻木晩田遺跡出土
上淀白鳳の丘展示館
上淀廃寺跡(国指定史跡)、向山古墳群(国指定史跡)、妻木晩田遺(国指定史跡)
石馬(国指定重量文化財)
上淀白鳳の丘展示館パンフレット
上淀白鳳の丘展示館パンフレット
百塚88号古墳 発掘調査企画展
天神垣神社境内に石馬(国指定重量文化財)の収納されている建物がある。
石馬(国指定重量文化財)の収納されている建物
石馬(国指定重量文化財) 角閃安山岩製
石馬(国指定重量文化財)説明板

上淀廃寺跡(国指定史跡)
上淀廃寺跡(国指定史跡)ジオラマ模型
上淀廃寺跡(国指定史跡) 金堂跡
上淀白鳳の丘展示館 観覧券 310円
上淀廃寺金堂 模型
飛鳥時代の終わりごろ683年に建てられた寺院、平安時代中頃に焼失した。
平成3年(1991年)に金堂跡から仏像の破片や法隆寺とならぶ国内最古級の仏教壁画が5,394点発掘された。壁画には「神将」や「菩薩」「天蓋」など、釈迦が仏教の教えを説き聞かせる「説法図」が描かれていたと考えられる。
金堂の東側に3塔が一列に並ぶ珍しい配置をしている。
上淀廃寺の如来像、菩薩像 復元
出土品の破片から類推して復元した。
仏教壁画 再現
仏教壁画 再現
絵画土器 角田遺跡 弥生時代中期
壺の頸部周りに「高層の建物」「太陽」「4人が乗った舟」「倉庫?」
「銅鐸?がつるされた樹木」「鹿?」が描かれている。
複数のモチーフが描かれた例は少ない。
「銅鐸がつるされた樹木」 「倉庫?」
「4人が乗った舟」 右:
「太陽」
欠損部分の1人を含めると4人
「鹿?」

詳細 上淀白鳳の丘展示館


皆生温泉 かいけ彩朝楽 泊
秋のすき焼き&しゃぶしゃぶフェアー 2022年9月15日(木)〜11月30日(水)
先ずは「すき焼き」で準備した。
その後、
「牛、豚しゃぶしゃぶ」も加わる。
かいけ彩朝楽 バイキング メニュー
湯快リゾート かいけ彩朝楽 土産店

2022年10月27日(木)米子空港-羽田空港、蒲田「活」、帰宅
皆生温泉前の海辺
かいけ彩朝楽のバイキング形式朝食
湯快リゾート かいけ彩朝楽(さいちょうらく)玄関
米子鬼太郎空港 ゲゲゲの鬼太郎と共に
因幡の白兎・米子鬼太郎空港
ANA386便と初冠雪の大山(1929m)
米子空港11:15-(ANA386便)12:40羽田空港
JR蒲田駅 回転寿司「活」にて昼食
回転寿司「活」 飲食物(ビール等)はロボットが運んでくる。
秋川駅 17:20  無事帰宅