2020年3月8日日曜日

南インド2月23日マドゥライからコモリン岬へ(Ayurveda)


第3日目 マドゥライ・コモリン岬
6:00起床、7:00朝食、8:00出発

コモリン岬は、カンニャーマクリにある。
クマリは神話上の失われた大陸の名前である。
コモリン岬からはベンガル湾とアラビア海、そしてインド洋が望まれる。


Hotel Germanus 4Fから   6:29
Hotel Germanus4Fから  6:32
下にレストランの屋外舞台が見える  6:32
朝食  7:06
Hotel Germanus 入口  8:01


トイレ休憩場所 Hotel ARIYAS (MoterInn) 9:28
トイレ休憩場所 Hotel ARIYAS 9:38


昼食場所 Aahar Bhavan Pure Veg Hotel   11:27
昼食場所  11:26
Aahar Bhavan Pure Veg Hotel  11:27

昼食時に記念撮影  11:37
代表的な南インド料理  11:38
ベジタリアン料理
代表的な南インド料理「ミールス」  11:42
金属盆の中にバナナの葉が敷いてある。
香り米など乗せてスープをかけて食べた。
右手で食べてみたが食べにくいのでスプーンを使った。
いろいろな味のカレーとラッサム(酸味のあるトマトベースのスープ)、
サンバル(どろっとした豆のスープ)があって美味しかった。
ご飯などなくなると給仕が直ぐ盛ってくれる。

デカン高原の南・カルダモン丘陵 12:27

風力発電装置の林立  12:36
タミルナードゥ州Aralvanimozhi
風力発電装置の林立  12:37
風力発電装置の林立  12:37
風力発電装置の林立の位置  12:38
タミルナードゥ州Aralvanimozhi
カーニャクマリ・コモリン岬  13:02
カーニャクマリ・コモリン岬入口  13:05
コモリン岬 船着場  13:09
南インドの詩人ティルヴァヴァル像  13:09
タミル文学において最も著名な詩人で、5世紀~6世紀の人物。
箴言詩集「ティルックラル」を書いた。
サンスクリットのダルマ、アルタ、カーマに相当し、
アーリヤ文化における人生の三大目標を示している。
ヴィヴェーカーナンダ記念堂  13:09

ヴィヴェーカーナンダ
インドのヒンドゥー教の出家者、ヨーガ指導者、社会活動家。
ラーマクリシュナの弟子・後継者であり、
ラーマクリシュナ僧院とラーマクリシュナ・ミッションの創設者である。
ヴィヴェーカーナンダ


ラーマクリシュナ・ミッション

ベンガル地方のバラモン出身のラーマクリシュナ
ヒンドゥー教のカーリー神との一体化を体験し、
さらにアッラーやイエスとの神秘体験をかさねるなかで、
世界の宗教は根底において一つであるという信念に到達した。
その弟子のヴィヴェカーナンダが1893年に世界宗教会議で世界の宗教の一致と協調を
説いて大きな反響を呼んだ。
ヴィヴェカーナンダは1897年にラーマクリシュナ=ミッションを設立、布教と教育を開始し、
その教えはインド人の自覚と独立運動に大きな影響を与えた。
マントラ

ヒンドゥー教改革運動/ヒンドゥー復古主義
19世紀のインドで高まった。
ブラーフマ協会ヒンドゥー教の改革を目指す宗教運動。
イスラーム教、キリスト教の影響を受け、ヒンドゥー教の儀式や因習を克服する必要を痛感し、
カースト制度に反対し、
特にサティ(寡婦殉死)や幼児婚を強く非難、その禁止に取り組んだ。

サティ(寡婦殉死):夫が死ぬと妻が生きたまま火葬になった。
女性持参金問題:結婚の際、女性が高額な持参金を持って行かなければならなかったので、
貧困家庭では女子が生まれると殺された。

カースト制度もインド独立後は廃止になったが、結婚するときは厳然として残っていて、
階層の違う結婚は認められず、どちらかの親族が相手を殺すことがあるという。
インド独立後、教育を受けた人々が多くなりこれらの因習はなくなりつつあるが、
まだ地方には残っているという。

インドは今でも「ダウーディ・ボーラ」と呼ばれるイスラム教シーア派のコミュニティにおいて女性器切除の手術(クリトリスの一部または全てを切除)が行われてるという。

アーリヤ協会ヒンドゥー教本来の信仰に戻ろうという復古主義。

1875年、グジャラート出身の苦行者ダヤーナンダ=サラスヴァティーが創立。
古代の『ヴェーダ』こそあらゆる知識の根源であるとして「ヴェーダに帰れ」と説いた

ラーマクリシュナ・ミッション世界の宗教の一致と協調



連絡船航路  13:12
波の荒い沖合を旧式ボートで大きく揺られながら岩礁に渡る。
連絡船船内 波が荒いので皆救命胴衣を着用している。13:25
コモリン岬 連絡船  13:25
ヴィヴェーカーナンダ岩礁  13:31
ヴィヴェーカーナンダ記念堂  13:33
詩人ティルヴァヴァル像  13:37
新型コロナウイルスの模型かな?  13:55
連絡船 波が荒い  14:43
沖合に浮かぶ岩礁  14:50
連絡船  14:50
サトウキビ搾り機  14:52
Hotel Singaar International からの眺め  15:12
東方のはるか遠くにスリランカが微かに浮かんで見えた。
コモリン岬  15:28
Hotel Singaar International からの眺め  16:02
白い双搭のある教会・Lady Lord of Ransom

Sunset View Point駐車場前の露店 17:48
露店でチャイを作っている 17:51
Sunset View Point駐車場前の露店 17:52
ガイドさんの驕りでチャイを飲んでいる 17:53
Sunset View Point  18:01
南インド最南端からアラビア海に沈む太陽を見る
空と海の境界に雲がたなびいていた。

コモリン岬Sunset View Pointにて  18:01
太陽の目
夕日を見物に来た人々 18:08
Sunset View Point 18:14
南インド最南端からアラビア海に沈む太陽  18:23
南インド最南端からアラビア海に沈む太陽  18:26
ホテル シンガアー インターナショナル(Hotel Singaar International)ロビー 18:57

アーユルヴェーダ  
Santhigiri Ayurveda & Siddha Healthcare Centre   19:05

アーユルヴェーダは、世界3大医学の一つ。
インド・スリランカで生まれた5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学。
サンスクリット語のAyuh(生命・寿命)、Veda(科学・知識)から来ており、
実践的な生活健康法として受け継がれてきた。
アーユルヴェーダ・薬局と記されている   20:51
アーユルヴェーダ・オイルマッサージ処方の部屋とマッサージ師 20:44

中央にふんどし姿の裸体で横たわり、
28種の薬草の入った暖かいゴマ油で全身をマッサージする。
その後、右奥の点滴用道具のような釣り具に暖かいゴマ油の入った油壷を吊るし、
時計の振り子のように揺らして、額に約15分間くらい糸のように滴り落す。
次第に気持ちよくなり眠くなった。邪気が抜けたかな?
その後、左側の蒸気風呂(トルコ風呂)に首から上を出して入り、
全身に付いた油が汗びっしょりになり流れ出るようであった。
その後、石鹸で身体を洗いシャワーを浴びて終了した。
この処方に約1時間30分かかった。
オート・リキシャでホテルへの送り迎え付きで費用1万円であった。

アーユルヴェーダ・オイルマッサージ終了でガイドと待合せ  20:49

アーユルヴェーダ(Ayurveda)
アーユルヴェーダはインド大陸の伝統的医学である。
ユナニ医学、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつであり、
相互に影響し合って発展した。
トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素「ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)」の
バランスが崩れると病気になると考えられており、
これがアーユルヴェーダの根本理論である。(ウイキペディアより)

アーユルヴェーダでは、
「ドーシャ」と呼ばれる自然のエネルギーから体が構成されていると考えられている。
「ドーシャ」は、身体に起こる様々な現象や体調の変化に関係している。
この「ドーシャ」がバランスの取れた状態を健康と位置付け、
バランスが崩れると健康を損なう状態になると考えられている。

「アヴィヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージで過剰な「ドーシャ」を溶かして
バランスを整え体内の浄化・バランスの調整を行う。