2022年4月24日(日曜)
三内丸山遺跡 (青森県青森市)2b
陸奥湾を望む丘陵上に立地する大規模な拠点集落。(人口約500人)
大型掘立柱建物は、直径1mほどの6本の栗の柱を持つ巨大な木造建築物。
全長30mを超える建物跡に200人以上収納できる集会場を復元した。
復元時の太い栗材は、日本に無いのでロシアから輸入した。
三内丸山遺跡 (青森県青森市)2b
竪穴建物群や列状に並んだ土坑墓、貯蔵穴、道路などが計画的に配置されている。
儀式の場と考えられる盛土からは、
2000点を超える土偶やヒスイなどの祭りの道具が出土した。
栗やクルミなどの堅果類も大量に出土していて、
栗林を管理することで1年を通して安定した食料を確保していたことがわかる。